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2012年 03月 06日
* résumé en français en bas de page
子供らの冬休み最終日であった日曜。 雨ゆえにのんびりしていたかった大人たちであったが、子供らの強い外出願望により、ジロンド県にある3万年前の洞窟に足を伸ばす。同じ県に暮らしながら今まで一度も訪れていなかったし、洞窟は久しぶりなのでちょうど良いと思いながらプラス思考で出かけてみる。 洞窟内部は撮影しないので、外の一部より。上部は洞窟の延長で、ここが落ちると洞窟も潰れる危険があるとのことから近年、支柱を補ったそうである。 L'image de la grotte extérieure. Les poteaux ont été posées après pour renforcer. お隣の県にある知名度の高いラスコーの、2倍の古さを持つこの洞窟、決して大きくはないが、旧人類が中で暮らしていた形跡がはっきりしたもので、後ろを振り返っている姿の馬の壁画は、スペインの1つの洞窟とここだけだそうだ。 当時の憩いの場と思われるサロン的空間には、中で火を起こしても問題ない換気のシステムが。また壁を伝わって流れてくる水もうまく確保していたようである。 洞窟内の壁のへこんだ部分を利用して動物らの胴体をイメージさせる芸術センス。 危険な大きい動物は入ることの出来ない考えられた間口。開けっ放し故、輪っか状のものを吊るせる穴を天井にあたる部分に通し、そこから大きめな動物の皮を吊っての寒さ防止対策・・ 土器は存在しなかったが石器は存在した時代 (この時代よりはるか昔にアフリカで存在した土器説というのがあるが、主に言われているのは日本の縄文土器など1万5千年以上前に東アジアで作られたものが最も古い土器とされているらしい。最古の器作り情報、気になるのでこれから色々調べてみよう。) 石、動物の角、骨などをもとに作る道具類・・ 選択肢が限られた中、使えるものを存分に使った知恵とその精神。 視野を広げてみると、生活や自然の中にもっともっと使えるものがあるかもしれない・・ と単純で感動しやすい私は、道具について深く考える。 ああ、行って良かった。一緒に楽しんでいた子供達に感謝である。 あまった排水管、眼鏡拭きは手は加えていないが使えるもの。竹、傘の骨の知恵は日本の陶芸家の方々のブログに掲載されていたものから拝借。傘の骨のアイディアより車の古いワイパーもいけるかとトライ。中央の木一連はサクランボの木より (2年前に行った陶芸教室の先生が親切にも描いてくれた道具の図面を基に作成)。料理に使う紐をワインのコルクに通したものなど。知恵を絞ってこれからも考えよう。 Par rapport aux outils, voici mes fabrications à part le tuyau de vidange et le chiffon de nettoyage optique. Le dernier jour des vacances d'hiver, on a visité une grotte qui a 30,000 ans. Il y avait déjà le système de l'aération par rapport au feu, la petite taille de l'entrée pour éviter les gros animaux sauvages, la façon de bloquer le froid en mettant la peau des animaux à côté de la porte ... L'esprit de l'art en utilisant les creux du mur pour donner les reliefs des animaux.. L'idée de fabriquer des outils en utilisant la corne, la pierre, l'os etc... Ils ont essayé d'utiliser des choses au maximum. La grotte m'a aperçu des choses à nouveau. Les enfants se sont amusés à leur façon aussi. Je ne regrette pas d'y être allée. Je remercie mes enfants.
by angenaop
| 2012-03-06 06:32
| ***etc.
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